最終日最高1500位くらい(たぶん1900はありそう?)
【構築経緯】
構築を煮詰める時間がなさそうだったので逆に「対戦中のプレイヤーの思考を極力排除して単純作業で勝てる構築」を目指した。
それにあたって、シーズン中盤にマスターボール級まで上げる際に使用した「初手ダイマ+襷ウーラオス+アッキミミッキュ」の初手ダイマ対面構築をベースに裏のダイマ枠やダイマなしで戦えるポケモンを採用していった。
以下個体解説。
【個体解説】
エースバーン@きあいのタスキ
陽気AS252 D4
配分意図
DL調整
かえんボール ダストシュート ふいうち カウンター
襷枠。後発カウンターで1体持っていくことを目指す。
初期に使っていた襷枠であるウーラオスに比べて、選出画面時点でこのポケモンの襷カウンターは考慮しづらく、主にスカーフウオノラゴンのようなポケモンが勝てる前提で選出されてカウンターで返り討ちにできるようになったりする。
技構成はコンセプトであるカウンターとそれと相性の良いふいうちまでは確定。残り二つの技は環境上位のポケモンに一貫性のある炎技としてかえんボール。かえんボールが通らないカプ・レヒレに打てる技としてダストシュートを採用した。
ダストシュートの枠は諸説だけど使っている限り他の3つの技で完成しているように見えたし、相手の手持ちにカプ・レヒレがいるだけで選出できないポケモンは現環境で極力採用したくはない程度にカプ・レヒレが多いのでダストシュート採用で間違ってなさそう。
ミミッキュ@アッキのみ
意地H36A156B172D4S140
配分意図
HB-B+1時に皮ダメージ+特化ギャラドスの珠ダイストリームを最高乱数切り耐え
S-最速81族抜き
他-あまり
じゃれつく シャドークロー かげうち つるぎのまい
ストッパー枠。最強のポケモン。
シャドークローの枠は選択枠で、種族値の高いポケモンと殴り合うためにダイホロウが欲しかったのでドレインパンチからゴーストダイブに。ダイホロウ自体の感触は良かったものの攻撃までのラグのせいで余分な択が増えて主にミミッキュミラーが安定しないことを考えて最終的にシャドークローを採用した。
キョダイカキュウが来て終わったな~って思ったらそうでもなくて、冠環境は流石に種族値が足りないと思っていたがそんなことはなかった。最高のポケモン。
ウーラオス@こだわりスカーフ
意地H4A252S252
配分意図
適当
あんこくきょうだ インファイト ふいうち かみなりパンチ
襷をエースバーンに取られた結果スカーフを持たされたポケモン。ストッパー2
上の2匹に比べると行動保障の範囲が相手の上から動けること前提なので選出率は下がったものの、通りの良い並びにはあんこくきょうだを打っているだけで勝てるのが評価ポイント。
エースバーンミミッキュの取れない範囲をちょうど倒せるので選出として保管が良い。サンダー環境だったのだけが残念。
テッカグヤ@パワフルハーブ
控えめH4C252S252
配分意図
なし
エアスラッシュ メテオビーム かえんほうしゃ ソーラービーム
ダイマ枠その1。適当にダイジェット押してると勝てて最高。
ソーラービームの枠はダイウォール媒体になるやどりぎ、みがわりが欲しいときもあったが構築全体でラグラージをナメてるためなくなくソーラービームにした。
ちなみにエナジーボールやギガドレインだとD振りを想定した場合(大体HBだろうけど)に怪しかったのでソーラービームが最適だと思う。
ダイジェットを打った後にエースバーンを出されるだけで止まるのが少し不満点だったので珠カキュウ確定耐えまでHBを伸ばしても良い。
フェローチェ@こだわりハチマキ
ようきH20A252B20D4S212
配分意図
HB-特化鉢巻ゴリランダーのGFグラススライダーを確定耐え
A-鉢巻とびひざげりで4振りウオノラゴンを確定一発
他-あまり
とびひざげり トリプルアクセル どくづき ドリルライナー(こらえる)
あまりにもキツイスカーフウオノラゴンをどうにかするべく現れたクソポケモン。
流行りのサンダーノラゴンにフェローチェノラゴン対面を作った瞬間全てを破壊するのは楽しかった。
Q.なんで最速じゃないの?
A.俺以外にフェローチェ使うやつおらんやろw
Q.このSライン+1ゴリランダーと同速ですよ
A.うるせ~~~~~~~~知らね~~~~~~~~~
とまあそんな感じで適当に入れられて適当な配分のまま運用されたかなしきポケモン。ちなみにB個体値がまあまあだった時代がある。かわいそう。
パッチルドン@弱点保険
ぎんなんって人に配分もらったから知りたい人はぎんなんに聞いてね
でんげきくちばし つららおとし けたぐり こらえる(ちょうはつ)
ダイマ枠2。やたら環境に通ってるエース。
火力、耐久にそこまで不満はなかったけどスカーフウーラオスにインファイト押されるだけで負けるのはちょっと困った。
初手パッチルドンと水ウーラオスの対面ができた時にダイアイスから入るとインファイト2回で負けるため、相手の構築的にスカーフっぽかったらミミッキュバック剣舞をしていた(犯罪者ポイント)
フリーズドライが欲しいときもちょっとあったけどダイウォールは切れないため不採用。
【基本選出】
テッカグヤorパッチルドン+ミミッキュorエースバーンorウーラオス
初手ダイマ枠+対面の駒2体。だいたいの構築にはここから選出。
ダイマ枠としての評価はテッカグヤ>パッチルドン>ミミッキュだが、初手を見た時点でカグヤパッチのダイマが弱いと判断した場合は1体捨ててミミッキュダイマで切り返すことを目指すのがちょっとしたポイント。
裏枠としての評価はミミッキュ>エースバーン>ウーラオス。基本的にはバーンミミを出せば間違いない。
エースバーンであればカウンターを打つ必要がなさそうな時、ミミッキュであれば著しく通りが悪いときに限りウーラオスをどちらかと差し替えで選出する。
対サンダーノラゴン秘密選出。
フェローチェで荒したあとに投げるために裏にテッカグヤを置く。パッチルドンでは同居しがちなナットレイの処理が困難なのでテッカグヤがいい感じ。
【雑感】
当初の予定通り特になにも考えずにそこそこ勝てる構築ができたので満足。来期はサイクル構築を煮詰めたいと思います まる